脳の認識のくせ~錯覚(不安編)

悩み多き人 ブログ

皆様お元気でお過ごしでしょうか。

秋のお彼岸も過ぎ、だいぶ朝晩は涼しくなってきました。ご先祖様への供養はされましたでしょうか。

私は実家が遠いところなのと、このコロナ禍でなかなか生まれ故郷には帰れないので、離れた現在の場所で日々供養しています。

先祖供養は私たちの生活の流れを良くしてくれると聞きます。

さて、昨日は日曜日だったのでゆっくりとテレビで映画でも観ようとした矢先に取引先から仕事のメールが入ったおかげで、気分はリラックスモードから一気に不安モードになってしまいました(;´・ω・)

内容的には書類の整合性の関係で、すぐに訂正が必要な場合には納期が間に合わないことになる事態が想定されたからです。仕事において契約した納期は大切なのは言うまでもなく、その遅延が取引先やお客様、自分の会社にも迷惑がかかり信用の失墜に繋がるからです。しかもその書類の決定権者が役所だったのです。

今日はそんな不安や恐怖について自分なりの考えと対処方法を書きたいと思います。

不安・恐怖とは何か

不安や恐怖にさらされると、眠れない、汗が出る、集中できないなどの身体症状が現れます。

日本人は遺伝的に不安を感じやすい人が多いと言われています。

不安とは未来に対して、獲得できるものよりも損失してしまうものの方が多いのでは?との未来への気持ちから生じる「錯覚」です。

そしてそれは罪悪感や後悔の気持ちが関係しているといいます。罪悪感は過去の出来事で、自分か他人に対してマイナス面の方を多く与えてしまったという、これもまた「錯覚・勘違い」からくるのですがなぜ錯覚かといいますと、与えたものはマイナス面だけでなくプラス面も必ずあり、「本来はプラス面とマイナス面のエネルギーの総量はいつでも50:50で同じ」という法則からきています。ここでは、なぜマイナス面だけを与えたのではなくプラス面も与えているのか、またなぜ他人に対して与えたマイナス面がプラス面のエネルギーの総量と同じかには触れませんが、どうやらそうなってるらしいのです。

この過去の自分の偏った認識である、罪悪感や後悔の気持ちが心の奥にあるため、何かの出来事があると将来もまたマイナス面をつくり人に迷惑をかけてしまうのではないだろうかと、心が自動的に不安を認識するらしいのです。

私の場合も結局、書類の訂正は後日でよいとの指示で、最悪の「契約納期の遅延」は免れました。こう言うのを取り越し苦労というのですね。やはり昨日の不安は錯覚でした。

仮に最悪の結果になった場合を想定しても、プラス面とマイナス面とのエネルギーの総量は同じなので、あまり悩まない方がいいみたいです。この仕組みを知っておくだけで流れが変わると思います。

取引先や会社には錯覚だからとは言えないですけど( ´∀` )

篠田桃紅さんの教え

篠田桃紅さんをご存じの人も多いと思いますが、美術家で107歳でお亡くなりになった大先輩です。

昨日も不安に襲われた時に篠田さんの言葉に助けられました。さすが人生の達人です。

 

前省略「どうでもいいやと自然の成り行きまかせ。でなきゃ、こんなに長く生きて来られませんよ。

いちいち、あーたいへんだ、あー不安だ、あー憎らしいってやっていたら、忙しすぎて生きていられない。

たいていのことは、ああそうですかですんじゃう。」(講談社、これでおしまい)

 

これは執着を手放す方法で、あらゆる方面で応用できそうです。

上手くいかないとしても、たかが仕事。人生の一つの側面でしかない、そこの不安にとどまっていた自分が、何とビビりで情けなく感じられ、反省させられた昨日今日でした。

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