お元気でしょうか‼ カズです
新型コロナワクチンの接種が急ピッチで進み 明るい兆しが見えてきたように感じます
早くマスクを外し 思い切り外で過ごしたいものです
さて 今月から新しく 専門分野❔の不動産の耳寄り情報をお届けしたいと思います
定期的に配信しますので 皆様の参考の一つにしていただければ幸いです
最近の話題
5月中旬以降 上場企業の3月期決算が発表されています その結果を見ると コロナ禍による明暗が鮮明になりました 最高益を上げている企業もあれば 多額の損を出している会社もあります
更に 債務超過に陥ってる企業も散見されるようになってきた 税制のメリットなどの理由もあり 資本金を1億円以下に減資する大企業も出ていて 厳しい状況に追い込まれていることがわかります
このような業績の二極化は 皮肉なことに 不動産を活性化させています 業績の悪化した企業からは 所有してきた不動産を売却する動きが生まれ 逆に 好調な企業では 業務拡大に向けて事業用用地を取得しようとする動きが活性化している 従来は不況期には売りが多く 買い手がつかないということが普通だったが 今は 好業績の企業も多く 需給関係が良好な状況になっています
不動産概況
コロナ感染拡大が始まって既に1年半を超えたが 変異種も加わり収束の目途は未だ立っていません 最近は 大都市圏だけでなく 地方圏でも拡大しています
ワクチンの接種も始まったが 完了するまでの道程は遠く 日本経済への悪影響が心配されます
さて コロナ禍は住宅市場にとっては強い追い風となり 特需が生まれました 新しい生活様式や働き方が求められ 人々が住宅や住まい方に関心を高めることになり 住宅購入や住み替えのニーズが生まれた その結果 住宅全体の取引が活発化してます 特に 低価格帯の戸建て住宅は品不足となり 価格上昇もみられるようになりました
しかし 最近になって懸念材料が浮上してきてます それは 世界的な木材価格の急騰です 住宅特需で地価の上昇が進行し 更には木材価格の高騰で 市場は転換期を迎えています
今月のポイント
首都圏では マンションは富裕層向けになり 中古住宅でも戸建てより高値に
新築マンションの価格は 90年バブルと同水準まで上昇し 6千万円を上回っている
もはや 一般のサラリーマンの年収では手が届かない また 中古住宅でも マンションが戸建てを上回り 4千万円近くまで上昇している
コロナ禍は 戸建て住宅の需要を高め 木材の不足を招き 価格が上昇している
下のグラフは アメリカの住宅着工数の推移を示したものです 19年度までは年間120万戸台の水準だったのが コロナ禍で戸建住宅の需要が高まり 昨年は一時160万戸になり その後下降したものの 今年も また160万戸と増加している
そのため 材木需要が高まり 価格は3倍以上に上昇している
アメリカだけでなく 中国での需要も多く 世界的な材木不足で輸入が減少し 日本でも建材不足と価格上昇が進んでいる
不動産の売却理由は 換金が7割近く 買い替えや相続・離婚が続いている
不動産の売却で最大に理由は換金(66.2%)で 使っていない空地や空家などを売却する動きです
ついで買い替え(17.2%)よる売却が多く コロナ前よりも増えている 密を防ぎ テレワークが出来る広い住宅への買い替えや 高齢化による利便性を求める動きです 相続(9.7%)や離婚(2.1%)による売却も多くなっています
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