だいぶ暖かくなり桜も満開ですが、未だ、朝晩は少し寒い日が続いております。
皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。
コロナのまん延防止措置が解除されましたが、引き続き感染防止には注意をしなければなりませんし、海外ではロシアのウクライナ侵攻で、罪のない多くの人が犠牲になっており、本当に物騒な世の中になりました。
ニュースでの報道はネガティブなものが多く、なんとなく落ち着かない時期ですが、皆様もメンタルの管理には十分留意ください。
さて、今日は先日の日経新聞に「91歳、総務でエクセルすいすいと」との記事がありましたのでご紹介したいと思います。
勤続66年で大阪市西区にあるネジの専門商社の総務部で、Y子さん(91)はエクセルをスイスイと操り、社員の給与計算などをこなしているとの記事でした。
「何歳まで働くという区切りはない。毎日を一生懸命いきたい」とのことです。
1930年(昭和5年)に4人兄妹の長女として生まれ、終戦の年、15歳でお父さんを亡くし、商業高校を出るとすぐに簿記やそろばんの腕を活かして働き始めたそうだ。本当は教師になりたかったらしいのですが、お母さんが体が弱く、自分の夢よりも、まずは家族を養わなければならなかったみたいなのです。
戦前は今と違い、自分の夢や希望よりも家族や国、組織を優先する時代だったのでしょう。そんな時代を生きてきたY子さんは、一生懸命に時代についていこうとコンピューターの使い方を学んできたそうです。
それを考えると、私たちは好きな仕事につける幸せな時代に生まれたことに、感謝せずにはいられません。
これから人生100年時代を迎えるにあたり、新しい時代に順応できるように、Y子さんを手本として、自分をブラッシュアップしていこうと思います。
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